愛知で後悔しない不動産の買い方 : 4
ノウハウ
お疲れ様です。Asset Mars の原です。最近は暑い日が続いていますので、皆さま体調にお気をつけていただければ幸いです。
今回は利回りに関する記事です。利回りは一般的に使用されている不動産投資の判断基準ですが、よくよく調べてみるとかなり奥深い概念です。そこで、利回りのそもそも論を共有できればと思います。
利回りの語源を調べてみたのですが、これがパッとした情報が見当たりません。ただ一説によると、江戸から明治にかけて西洋の金融概念が日本に入った経緯で、利息や利回りといった言葉も定着したのではないかと言われています。
海外から来たと思われる金融概念ですが、ここで不思議なのが、利息(≒ 利子)と利回りは似たような日本語であるのに対して、英語だと、interest、 yieldと全く違う単語であることです。
英語での語源をそれぞれ調べてみると、interestの語源は、間に存在する・面白い・儲け話への関心、yieldの語源は、捧げる・生み出す・屈するです。つまりイメージとして、パッと面白そうで儲かりそうなイメージがinterest(利息)で、苦労しないと得られないものはyield(利回り)というイメージでいいかもしれないです。
ちなみに、利回り・利子・利息の定義は下の通りです。
利回りとは、投資元本に対する一定期間の収益の割合を示す指標であり、年間収益率を表すことが多いと定義されています。つまり、利回りは投資のリスクとリターンを評価するための重要な指標であり、投資にとって非常に有用な情報を提供しています。
英語の語源を参考にしつつ、利回りを投資という文脈で考えると、利回りは、利子や利息のように決められた金額が自動的に懐に入るようなものではなく、苦労しないと得ることのできない収益として捉えると、直感的に利回りを理解することができるのではないでしょうか。
参考(yieldのイメージ):https://stress-free-english.net/blog/qa/5140/